フィンエアーの座席指定は、2023年6月1日から有料となりました。
座席指定をせずに、チェックインし当日を迎える場合は、フィンエアー側で自動的に座席が決定されます。
12歳未満の子どもが乗る場合のみ、一緒に旅行をするグループの少なくとも1人の大人と隣同士になるように指定されるようです。
他には、人数が多い団体予約から優先的に、隣同士に着席できるような仕組みとなっているようです。
閑散期限定:乗ってから座席を変える
私がフィンエアーの飛行機に乗ったのは、冬で旅行客が比較的少ない時期でした。
今回は、新婚旅行だったこともあり、お金を払って事前に座席指定をしました。
ですが、乗ってから座席を自由に変えている人たちが!
実際、私と夫の席の横に、外国人の女性が1人座る予定だったのですが、その女性は別の座席に移動していきました。
結果、3席を二人で使えたので、エコノミークラスといってもだいぶゆったりとスペース確保ができラッキー!
他の乗客も、飛行機が飛んだあとにシートベルトのサインが消えてから、移動を始める人が結構いました。
つまり、
- 座席指定を事前にしないことで座席指定のお金を節約
- フライト当日、飛行機の中で移動する
フィンエアーで座席指定を実質無料でするにはこの方法しかなさそうです。
客室乗務員さんに断る必要はありません。
エコノミークラスはしんどい?
エコノミークラスの座席でも、そこまでしんどいとは感じませんでした。
座席が新しく清潔感がある
フィンエアーは2022年ごろから機体の入れ替えをおこなっています。
フィンランドらしい、洗練された機内は、清潔感があって快適でした。
ちなみに、オーロラをイメージした機内のライトは美しかったです。
エコノミーのアメニティは、イヤホンとひざ掛け(ブランケット)のみ。
長時間フライトの場合は、入口でペットボトルのお水をくれました!
無料の飲み物を席から注文できる
フィンエアーでは、食事以外の時間帯にも無料の飲み物を頼むことができます。
水はもちろん、紅茶、コーヒー、ミルク入りコーヒー、炭酸水などを注文することができます。
出発直後や到着直前は、直接、キャビンアテンダントに声を掛ける必要がありますが、それ以外の時間帯は、座席からタッチパネルで注文可能。
長時間フライトで2回くらい頼みましたが、すぐに対応してもらえるし、あたたかい飲み物があるだけでも快適になりました。
是非使ってみてください。
閑散期だと隣が空席なことも多い
私達は、往路も復路も、隣に人がいませんでした!
3人の座席に2人だと結構ゆったりできていいんですよね。
通路側と窓側のいいとこ取りができて嬉しかったです。
お金を払ってプレミアムエコノミーに座る手もある
ちなみに、1万円ちょっとのお金を払えば、フィンエアーではプレミアムエコノミーという座席指定が可能です。
座席指定自体が有料なので、せっかくお金を払うなら、プレミアムエコノミーを選ぶのもありだったなぁと思います。
特に、乗客が多そうな時期は、プレミアムエコノミーを選ぶと快適そうです。
全体的に快適なフィンエアー
フィンエアーは、エコノミークラスは食事の種類が選べなかったり、アメニティが以前より少なくなったりするなど、他の航空会社に比べると少し質素な印象との声もあります。
しかし、実際にフィンランドに旅行をしたあとは、フィンランドという国にフィットした会社であると実感しています。
食事の種類が1種類なのは、廃棄を減らしたり、コストを下げるため。
アメニティのクッションの配布をやめたのも、ゴミを減らすため。
環境配慮をしている印象です。
フィンランドという国の背景も知った上でフィンエアーに乗ると、また違った見方ができて面白いかもしれないですね。
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