以前、パワハラの第三者告発についての記事をアップしました。
今回は、告発後に職場がどのように変化したのかや、告発した自分自身はどうなったかなどをまとめたいと思います。
告発後の流れ
パワハラをしていたA氏は、上司からの聞き取り調査などを経て、最終的には別の部署へ異動となりました。
告発
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告発者への聞き取り(本人や周囲にバレないように配慮あり)
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関係者・周囲の者への聞き取り(臨時面談のような名目で一斉に)
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パワハラをしている本人への聞き取り
犯人探しは絶対にするな、と上の方から釘刺し
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パワハラをしている本人の異動
最終的には、厳重注意扱いで終了
上に書いたことは、わずか3日のうちに完了。
上司たちは、とてもスピーディーな対応をしてくれました。
職場の変化
職場環境は改善した!
パワハラ上司Aが別の部署に飛ばされてからは、みんなで協力してやっていこうという気運がうまれました。
また、いつもはパワハラ上司Aが行っていた仕事も、みんなで分担し、自分たちでもできるんだ、という自信がついていきました。
当然、パワハラをする人がいなくなったことで、萎縮していた雰囲気もなくなり、現場に活気が戻りました。
- 自分たちに自信がついた
- チーム内で意見が出しやすくなった
- 残業時間が減った
振り返ると告発はして良かったと思っています。
話をよく聞いてくれる上司B氏との出会い
少ししてから、パワハラ上司の代わりとして、次の上司Bが来てくれることになりました。
今までのパワハラA氏とは、全く違う仕事のやり方に戸惑いもありましたが、
- プレッシャーを掛けなくても成果が出せるんだということを学べた
- 上司B氏と出会い、新たな人脈がうまれた
という良いこともありました。
今までで一番の上司C氏と出会う
B氏が異動したあと、次の上司C氏と一緒に仕事をする機会もうまれました。
C氏は、法律などの知識が豊富で、多くのことを教えてもらいました。
また、成果を出すにはどうすればいいかを一緒に考え、実行するという、パワハラA氏とは全く違う方法で成果を出していました。
とても冷静な方で、常に様々な角度から物事を検討する姿勢は、現在の私の仕事に対する姿勢にもつながっています。
告発者(=わたし)のその後について
いざ告発をするとなると、パワハラしている本人や、告発を疎ましく感じる人たちから嫌がらせを受けるのではないか?など、告発後のことが心配になると思います。
あくまで私の場合ですが、嫌がらせは一切ありませんでした。
というより、わたしが告発者であることは徹底的に隠し通しました。
上司への相談は、基本はメールでやりとりをし、直接話す場合も周りに怪しまれないよう、業務を装うなど工夫しました。
- 相談者(上司など)を見極めること!
- 同僚含め、周りには離さない。隠し通す。
この2点に気を付ければ、告発後の心配は無用です。
【結論】パワハラを告発してよかった!
パワハラ上司Aが異動してすぐの頃などは、
告発なんてしないほうがよかったのではないか?
などと悩むことがありました。
しかし、告発後の1年半を通して、パワハラをするような人物以外の人たちと出会い、もっと広い世界を学ぶことができました。
告発してすぐの頃と、時間がたった今の両方を知ってもらうことで、告発するかを悩んでいる方にとって、参考になれば嬉しいです。
告発するか悩んでいる方、これから告発しようとしている方はこちらも参考にしてください。