こんにちは、ぴこです。
PMS・PMDDをご存知ですか?
生理前になると身体がだるくなったり、いつもと調子が違ったりすることはありませんか?
そんな生理前の様々な症状や障害のことをPMS・PMDDと呼びます。
わたし自身、PMS・PMDDには5年以上悩まされています。
この記事では、PMS・PMDDの概要と、ぴこのおすすめ対策方法を紹介したいと思います。
わたしもまだまだ試行錯誤の最中です。
一緒に考えてみましょう。
- PMS・PMDDとは?
- PMS・PMDDとどう付き合う?
について書いていきます。
PMS・PMDDとは?
PMSとは、Pre Menstrual Syndromeのことで月経前症候群と呼ばれます。
もう片方のPMDDとは、Pre Menstrual Dysphoric Disorderのことで、月経前不快気分障害と呼ばれ、PMSの重症型です。
症状は、生理前1週間頃に現れます。
また、身体の症状とこころの症状の両方があります。
身体の症状 | 肩こりや頭痛、便秘、腹部や乳房の緊満感、むくみ |
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こころの症状 | イライラして怒りやすくなる、注意散漫、無気力 |
特に、激しい情緒不安定が現れたり、極端に仕事や趣味への興味を失い抑うつ状態のようになったりする場合はPMDDといえるようです。
簡単にセルフチェックできるサイトもありますので、「もしかしてPMS・PMDDかも?」と思う方はやってみてもいいかもしれません。
月経前症候群(PMS)/月経前不快気分障害(PMDD)チェック
(女性の健康推進室 ヘルスケアラボ)
ちなみにわたしはPMDDでした。
自分ではPMSかなと思っていたのですが、自分で思っているより重症度が高いようです
ここで注意したいことは、あくまで客観的に自分の症状を把握することが目的ということです。
症状やそれに伴う悩みは人それぞれ。
また、その時々によって症状の度合いも変化します。
ですので、客観的に自分の症状を知り、対応策を考えていくことが大切です。
では、どう付き合うのがいいのか、これから一緒に考えてみましょう!
PMS・PMDDとどう付き合うか
実は、PMS・PMDDの原因は不明とされていて、そのために明確な治療法というのはありません。
PMS外来などでは、薬物療法と行動療法などをその時々の症状に合わせて提供しているようです。
ここからは、わたしが実際に試している付き合い方を紹介します。
自分に合いそうなものを見つけてみてくださいね。
おすすめその① 女性薬 命の母ホワイト
え、いきなり薬ですか、という感じですが・・・
あえて一発目にもってきました。
それくらいおすすめだからです。
わたしは最近になって使い始めました。
効能・効果
月経痛、月経不順、ヒステリー、腰痛、頭痛、貧血、冷え性、血の道症(ちのみちしょう)、肩こり、めまい、動悸、こしけ(おりもの)
見てみると、生理前だけに限らずといった感じですね。
ちなみに、「血の道症」がPMSやPMDDにあたると考えてもらっていいと思います。
血の道症ってネーミングがすごいですよね。
わたしも初めて見てなにこれ!?となりました。
漢方薬の世界では、生理や妊娠、出産、更年期障害といった女性ホルモンの変化でおこる心身の症状を指して「血の道症」と呼ぶようです。
当然、薬の効果は人により様々だと思います。
また、治療中の病気がある方や同時に飲んでいる薬がある方などは、購入時に登録販売者や薬剤師、医師に相談するのがいいですね。
相談にはお薬手帳を活用するのもいいと思います!
こちらの記事も参考にしてみてくださいね。
使用してみた感想
効能効果に「冷え性」があるとおりで、服用後、体の内側からポカポカと温まり、ざわざわしていたこころの波が少しずつ穏やかになっていった感じがしました。
プラセボ効果もあるかもしれませんが、生理前のお守り的な存在として持っていてもいいのかな、と思います。
おすすめその② カモミールティー
カモミールティーのカモミールとは、キク科の植物でハーブティなどで親しまれているハーブの一種。
歴史がある植物で、昔から薬草として活用されていたそうです。
カモミールは大きくわけると次の3つに役立つと言われています。
- リラックス効果
- 肌の炎症を鎮める
- 痛みを鎮める
リラックス効果
緊張感や不安、怒りといった負の感情を緩和してくれ、不眠症の改善にもいいです。
寝付きが悪いわたしでも、寝る前に飲むと気持ちがほっとしてよく眠れます。
肌の炎症を鎮める
生理前に肌が荒れてしまうことがあると思います。
カモミールは、にきびやかゆみ、乾燥肌にも効果を示すというので嬉しいところ!
痛みを鎮める
PMS・PMDDの症状で、頭痛や腰痛といった身体の症状が気になるときに飲んでみるといいかもしれません。
また、月経痛にも効果を発揮するそうなので、継続して飲むのもありだと思います。
カフェインについて
カモミールそれ自体は花びらなのでカフェインは含みません。
しかし、紅茶とブレンドしているカモミールティーの場合は紅茶にカフェインが含まれるます。
妊娠中や就寝前には気をつけるようにしましょう。
わたしはとくに、生理前はこころの症状がひどくなる傾向があるので、こころを落ち着かせるために飲むことが多いです。
通販でも気軽に購入ができるので一度チェックしてみてくださいね。
おすすめその③ 周囲に宣言しておく
同居人がいる場合などは、事前に自分がPMSあるいはPMDDの症状で悩んでいることを伝えておき、生理前になったらそろそろ症状がでる期間になると思う、と宣言しておくのもいいと思います。
わたしは夫と二人暮しをしていて、いつも事前に伝えるようにしています。
うまく感情をコントロールできずに八つ当たりしてしまったときも、パートナーは「今はしかたがないんだな」と思えるみたいです。
また、PMS・PMDDを伝えることで、生理が始まってからも自然と「生理になった」と言いやすく、家事などの負担を見直すきっかけにもなるというメリットも。
PMS・PMDDをコントロールしようと努力することも大切ですが、PMS・PMDDは風邪と一緒。
自力ではどうにもできない領域があるという諦めもときには必要です。
大事なのは、またやってしまった・・・と過度に落ち込む回数を減らすこと。
パートナーなど身近な大切な人と、悩みを共有し、どうすれば楽になるかを考えることができるのが理想ですね。
さいごに 〜自分を好きになろう〜
何年か前に、Twitterで「PMSが苦しい」とつぶやいたことがあります。
そのとき、フォロワーさんからDM(ダイレクトメッセージ)で「悩みがあったら僕に言ってください。あんまり女性特有のことについて、ツイートはしないほうがいいのではないですか。」と言われたことがありました。
わたしのことを想ってのメッセージだったとは思います。
でも、PMSって恥ずかしいことや隠さないといけないことではないはずなのに、とモヤモヤした気持ちを今でも覚えています。
特にPMDDは病名として正式に認められています。
記事の中で「宣言する」ことについて書きましたが、体調不良のときなら、家族やパートナー、友達にも自然と言えると思います。
PMSやPMDDだって、体調不良のときと同じだとわたしは思うのです。
Twitterといった不特定多数のひとが見ている場で開示する必要はないかもしれませんが、PMSやPMDDの存在がもう少し世間に正しく理解され、広がるといいなと思います。
PMS・PMDDにこれと決まった解決策や治療方法は見つかっていません。
だからこそ、まずは自分自身がPMS・PMDDを受け入れ、自分にあう対策方法を考えてみることが一番ではないかと思います。
こんな方法が自分にはある。と思えるだけでも気持ちは楽になります。
最後に、PMS・PMDDの最中は、希死観念が強くなったり、自分のことが嫌いになったり、精神的にとてもつらい経験をすると思います。
わたしも毎月、生理前が怖いです。
でも、ホルモンバランスのせいだから、どうか自分を責めないでくださいね。
もし、周りに言えそうなひとがいなければ、わたくしぴこに相談いただいても構いません。
一緒に考えていきましょう。
- まずは自分の症状を把握しよう
- 自分なりの付き合い方を考えてみよう
- 自分を責めない、ときには諦めることも大切